美容室 assAm様

お客様基準でメニューを広げる。「必要なことを、自然に提供する」サロン経営美容室 assAm オーナーインタビュー

この度は、自由が丘を拠点とする美容室 assAm オーナー・武内めぐみ様にインタビューをさせていただきました。

7年にわたって長く通うお客様との関係性を大切にしながら、自然体で経営を続けるassAm様。
幅広いメニュー展開やお花の販売など、多彩な取り組みを支えるのは、「お客様にとって必要かどうか」というシンプルで一貫した考え方がありました。

A'staff Cloudを7年間ご利用いただいているassAm様に、サロン立ち上げの背景から現在の運営、今後の展望まで、お話を伺いました。

assAm のはじまりと、自由が丘という場所

― まず、サロンの立ち上げや出店の経緯について教えてください。

ここに出店した理由は、最初に勤めていた原宿の美容室のオーナーが自由が丘の有名店出身だったことがきっかけです。
自分自身も東横線沿線に住んでいたことがあり、東急沿線はなじみのあるエリアでした。

原宿のトレンド感とはまた違って、このまちは洗練されていて落ち着いた雰囲気がありますよね。その空気感が若い時と違って自分には合っているなと感じて、この場所を選びました。

現在のスタッフ体制についても教えてください。

現在は女性スタイリスト3名で、7年間運営しています。
独立の際、物件を探していたタイミングで、これまで一緒に働いた事のある、気の合うメンバーが「一緒に働きたい」という流れで今の形になりました。
それぞれに以前から担当していたお客様がいらっしゃるので、そのまま通い続けてくださっている方も多いです。

サロンとしての特徴や、他店との違いはどのような点にありますか?

一番の特徴は、カウンセリングからシャンプー、カットまで、すべてが同じ席で完結することです。
お客様が移動することなく、最初から最後まで同じ場所で施術を受けられるようにしています。
お店自体は広さがあるのですが、あえて席数は絞っています。その分、一人ひとりのお客様にしっかり向き合える環境になっています。

着付けにも対応されていると伺いました。

もともと他のスタッフ2名が着付けができたので、どんどん着付けを希望されるお客様が増え、対応に追われるがままに「これは自分もやらないと」と思って慌てて教室に通いました(笑)。

1. 「お客様が求めるなら取り入れる」メニュー拡張の考え方

幅広いメニューを展開されている印象を受けました。どのような考え方で拡張されてきたのですか?

ビジネスとして成り立つかどうかも見ますが、それ以上に「お客様が“やってみたい”と思うかどうか」を意識しています。
通ってくださっているお客様の目線で、「これは興味を持ってもらえそうだな」と思うものは積極的に取り入れています。
結果的に、気づいたらいろいろなメニューが増えていた、という感じですね。

具体的にはどのようなものがありますか?

最近でいうと、襟足の脱毛です。インスタグラムで見かけて、まずはどういうものかを自分たちから問い合わせて導入しました。
脱毛とフォトフェイシャルが一体になった機械で、新しい分野ではありましたが取り入れています。
頭浸浴のメニューも、問い合わせて導入しました。

以前はメーカーやディーラーからの提案が中心でしたが、ここ7年くらいは自分たちがまず興味を持ったもので動く形に変わっています。
新しいメニューを導入した際、どれくらい利用されているかをA'staff Cloudの集計で確認できるので、次の判断にも役立てています。

2. ロスフラワーをきっかけに始まった「お花のある美容室」

店内でお花の販売もされていますね。きっかけを教えてください。

ロスフラワーを減らそうという取り組みをインターネットで知ったことがきっかけです。
興味を持って会社に問い合わせて、取引が始まりました。ただ、その会社が事業をやめてしまって。
それでも地域のお客様から「お花やめちゃったの?」と言っていただけたので、別の仕入れ先を探して続けています。

もともとご経験はあったのでしょうか?

全くないです。
ただ、スタッフがみんな花が大好きで、楽しみながらやっています。今は余らない量を仕入れて、店内に飾りながら販売しています。
ドライフラワーにできるものも活用したりして、自然な形で続けています。
お花があるとお店の雰囲気も変わるので、夏場は暑さで傷みやすく一度お休みしてしまうのですが、なくなると少し寂しく感じますね。

ロスフラワー

生産・流通の過程で、規格外や需要過多などの理由から廃棄されてしまう花のこと。近年、こうした花を有効活用する取り組みが全国的に広がっています。

3. 「必要な方に、必要なことを」― 無理にすすめないスタンス

長く通うお客様が多いとのこと。関係性づくりで意識されていることはありますか?

ほとんどが長く通ってくださっているお客様なので、言葉にするのは難しいのですが……。
新しいメニューについては、その方に必要かどうかを考えて提案しています。無理にすすめたり、強制するようなことはしないようにしています。
必要な方に、必要なことを、という感覚ですね。それでも新しいものを導入すると、興味を持ってくださる方は多いです。

4. 「当たり前の業務が、確実にできる」A'staffCloud活用の実感

A'staff Cloudを7年間ご利用いただいていますが、特に良かった点を教えてください。

会計の間違いがないことと、売上の締め作業が楽なことですね。7年間使っていますが、その点で不便を感じたことは一度もありません。
当たり前の業務が当たり前にできているという安心感があります。
あとは集計です。
新しい商品やメニューを入れたときに、どれくらい動いているかが分かるのは助かっています。
スタイリストごとの売上も見られるので、歩合計算にも使っています。

5. 「デジタルなのにアナログ」からの卒業、LINE連携機能の導入

LINE連携機能を導入されたとのことですが、導入前はどのような状況でしたか?

もともとお客様との予約のやり取りは公式LINEのチャットで行い、手動で予約を入力していました。
お店の営業日も、LINEのタイムラインにその都度投稿して共有していて……。
デジタルなのに、なんかアナログだな、という感じはずっとあったんですよね(笑)。

そこからどのような経緯で導入を決めたのですか?

営業担当の方から、A'staff CloudとLINEを連携できる機能があると紹介いただいたんです。
聞いた瞬間に「これだ!」と思いました。こういう機能を探していた、という感覚でしたね。

現在の活用状況はいかがですか?

今はまだ準備の段階です。ただ、予約状況もその都度共有しなくても自動で管理できるようになるので、今よりもかなり業務が効率化できると期待しています。
早く使いこなせるようになりたいですね。

6. 今後の展望「スタッフと長く働ける環境をつくる」

今後に向けて考えていることを教えてください。

同じやり方でいつまでできるのかと不安になることもあります。
ただ、新しく人を増やすというよりは、今いるスタッフと長く働ける環境をつくりたいと思っています。
終身雇用のような形に近づけることや、福利厚生の充実にも取り組んでいます。
スタッフが長く安心して働けるように、スタッフそれぞれが叶えたいことを選択できる、自由度の高いサロンにしていきたいですね。

独立のきっかけについて教えてください。

もともと独立願望はなかったです。働いていた環境も気に入ってはいたのですが、全て叶う条件ではなく、一生涯働くには独立するしかなかった、というのが正直なところです。
一緒に働いてくれるスタッフがいる以上、少しでも良い環境にしたいという思いでやっています。
大きなチャレンジをしたという感覚はあまりなくて、やってみたら思ったよりうまくいっている、という感じですね。

7. 時代に合わせて変化し続けるサロンへ

美容室は長い年月の中で、同じ形のまま続けることは難しいと思っています。
時代も変わりますし、お客様も変化していきます。
自分自身の働き方も変わってきて、今は一対一で向き合うスタイルが心地よいと感じています。
これからも大きく変えるというよりは、時代に合わせて自然に変化していけたらと思っています。

お客様情報

assAm

所在地東京都目黒区自由ヶ丘1-17-12自由ヶ丘ハイツアンドー1A assAm
URLhttps://www.assam-hair.com/
03-5726-5039

編集後記:営業担当者より

assAm 様のインタビューを通じて印象的だったのは、「自然体であること」と「お客様基準であること」の一貫性でした。

新しいメニューの導入も、お花の販売も、すべてはお客様との関係性の中から生まれたものです。
無理に広げるのではなく、必要に応じて柔軟に取り入れていく姿勢が、7年間にわたって長く愛される理由なのだと感じました。
A'staff Cloudについては、「当たり前のことが確実にできる安心感」という言葉が印象に残っています。
華やかな機能への言及ではなく、日々の経営の土台として静かに根づいていることが伝わるお言葉でした。

ふと気になって「 assAm というお名前の由来は?」と尋ねてみたところ、「武内は旧姓で、現在の浅野というお名前をもじったもの」だと教えていただきました。
思わず「なるほど!」とスッキリしてしまうような、チャーミングな理由です。
取材を通じて感じた武内様の笑顔の明るさや親しみやすいお人柄は、きっとスタッフさんやお客様が assAm に魅了され続ける理由のひとつなのだろうと、このエピソードを聞いてあらためて感じました。

今後も assAm 様の経営スタイルに寄り添いながら、システム面からサポートさせていただければと思います。