理容室 BAMBI様

家族3代、創業40年。変化を恐れずアップデートを続ける理容室BAMBIA'staff Cloud Smart 導入インタビュー

この度は、宮城県仙台市で創業40年を迎える理容室BAMBI・三條あかね様にインタビューをさせていただきました。

お祖母様が創業し、ご両親が引き継ぎ、そして現在はあかね様も加わり家族3代で受け継がれてきたBAMBI様。
「いつまでも若々しく健康で」をコンセプトに、お客様一人ひとりに寄り添ったサロンづくりを続けながら、予約システム・会計管理・電子カルテと、着実にデジタル化の歩みを進めてこられました。

A'staff Cloud Smart(リザービア × A'staff Cloud)の導入経緯から現在の活用状況、今後の展望まで、あかね様にお話を伺いました。

創業40年。家族3代で受け継がれる理容室

― まずは、BAMBI様について教えてください。

BAMBIは父方の祖母が創業した理容室で、今年でちょうど40年になります。
父はそのまま家業に入り、母は美容専門学校を卒業後に祖母のお店に就職しました。父と母は専門学校で出会ったそうです。
そういった流れで、気づけば家族3代で理美容の仕事に携わっています。

私自身は小さい頃から両親が働く姿を見て育ったので、他の仕事をしている自分がちょっと想像できなくて、自然な流れで美容の道に進みました。
神奈川の美容室で経験を積んだ後、2019年頃に実家へ戻ってきました。

もともとは2020年の東京オリンピックを区切りに帰るつもりでいたのですが、ちょうどその頃、スタッフの独立などで一気に減ってしまった時期がありまして。
「できれば早く戻ってきてほしい」と言われて、それならこのタイミングが潮時かと思い切って帰ることにしました。
あの時に戻っていなかったら、今とはまた違った形になっていたかもしれません。

店名の由来も教えていただけますか?

創業当時は「〇〇美容室」のように、自分の名前をそのままお店の名前にするスタイルが多かったそうなんです。祖母はそれがあまり好きではなかったようで(笑)。
好きだったアニメの『バンビ』から取って、BAMBIになったと聞いています。直接本人に確認したわけではないのですが、「名前の美容室にはしたくなかった」というのは聞いていましたね。

「いつまでも若々しく健康で」というコンセプト

現在のコンセプトについて教えてください。

「いつまでも若々しく健康で」という言葉は、私が戻ってきてから使うようになった言葉です。

もともと父には、「悩んでいる人をきれいにしたい」「困っている人をより良い状態へ導きたい」という想いがありました。
以前はメディカルサロン的な考え方で発信していたのですが、「メディカル」という言葉はそのまま使うと難しくて。
それをどう表現するかをずっと考えていた中で、「いつまでも若く、きれいでいるためのお手伝いをする」という形にまとめました。

根本にある考え方は昔から変わっていません。言葉の形を時代に合わせてアップデートした、という感じですね。

リザービア導入のきっかけは「予約管理の限界」

リザービア導入前は、どのような状況でしたか?

理容室はもともと、病院と同じように来店順で受け付けるのが一般的なんです。

ただ私は美容室出身で予約制が当たり前の環境にいたので、予約なしで来店順に対応するという形にどうしてもなじめなくて。
そんな中、スタッフが一気に6名から3名まで減ってしまったことで、土日だけでも予約制を導入することになりました。

ところが今度は電話対応が大変。朝になると予約の電話が集中して、紙の予約台帳と電話でひたすら追われる毎日。
予約を管理するだけで相当な時間が取られていて、「これはなんとかしないといけない」と思ったのがシステムを探し始めたきっかけです。
ちょうどコロナ禍とも重なり、「この機会にデジタル化しよう」という意識も後押しになりました。

数ある予約システムの中でリザービアを選ばれた理由を教えてください。

一番大きかったのは、お客様が好きな方法で予約できることでした。
実はリザービアの導入前に、自社アプリを作ったことがあったんです。ただその時の予約受付は、メールでやり取りするアナログな仕組みで。
これは自分が求めているものじゃないと感じていたところに、リザービアのお話を聞く機会があって。

アプリ・LINE・Google、それぞれから予約できると伺って、「これだ」と思いました。
アプリを入れたくない方もいますし、LINE登録をしたくない方もいます。Google検索からそのまま予約したい方もいる。
お店側が方法を決めるのではなく、お客様それぞれが選べるということが大切だと思っています。

Google検索の結果に予約ボタンが表示されるのは、集客面でも実感があります。
時間的な余裕もなかったので、直接お話を聞いて直感で決めた部分もありますが(笑)、今もその選択は正解だったと思っています。

予約の次は、顧客管理と会計管理

リザービアで予約管理は大きく改善されましたが、次に見えてきたのが顧客管理と会計管理の課題でした。

「前回いつご来店されたか」「どのメニューをご利用いただいたか」、予約は管理できても、その先がアナログのままだったんです。
そこでリザービアからご紹介いただき、リザービアと情報連携できるPOSとして、またIT導入補助金も活用できるということで、A'staff Cloud Smartの導入を決めました。

A'staff Cloud Smartで数字が見えるようになった

A'staff Cloud Smartを利用して、特に良かった点を教えてください。

一番は、数字が見えることです。月間売上、前年との比較、客単価、リピート率、決済方法ごとの内訳など、知りたい情報がすぐ確認できます。
以前はクレジットカードの管理だけでも大変でしたが、今は日報を見るだけで決済ごとの内訳も一目でわかります。
普段から数字ばかりを意識して経営しているわけではないのですが(笑)、「あの数字どうだったかな」と思った時に確認できる場所がある、その安心感は大きいですね。

電子カルテでサービス品質をさらに高めたい

現在は電子カルテ機能の導入準備も進めています。
カラーのお客様が続くと、スタッフ間で「あのお客様は前回何番を使ったっけ?」という会話が出てきてしまうことがあって。
もちろん覚えていることも多いのですが、すべてを記憶しておくことは難しいですし、そういった会話がお客様に聞こえてしまうこともあるかもしれないと気になっていました。
電子カルテがあれば、前回の施術内容をすぐ確認できるようになります。
「前回と同じで」と言われた際も正確に再現しやすくなりますし、お客様満足度の向上につながると期待しています。

30分で仕上げるまつげパーマへの挑戦

最近、新しい取り組みも始められたそうですね。

今はまつげパーマの技術習得に力を入れています。
きっかけのひとつは妹でした。美容師免許は持っているのですが、カットよりもアイメニューの方がやりたいという希望があって、妹が売上を立てられる仕組みを作れないかと考えたんです。
私自身もまつげパーマの施術が好きだったので、もう一度やりたいという思いもありました。
ただ、以前経験していたまつげパーマは1時間以上かかるもので。そこで出会ったのが、30分で高品質な施術ができる技術です。大阪まで講習を受けに行きました。
うちはまつげサロンではないので、空間でリラックスしていただくというより、いかに早く、きれいに仕上げるかが差別化だと思っています。
仕事帰りの30分、休憩時間の30分、お子様を預けている間の30分。その時間で完了すれば、もっと気軽に来ていただけると思っていて。
将来的には男性のお客様にも提案していきたいですね。1時間じっとしていてくださいというのは、男性にはなかなかしんどいですから(笑)。

「とりあえずやってみる」が未来をつくる

今後の展望と、システム導入を検討されているサロン様へのメッセージをお願いします。

大きくメニューを増やしたいというよりは、今のコンセプトを軸に時代に合わせてアップデートしていきたいと思っています。
常に勉強して、情報収集をやめないこと。それが大事だと思っています。

システム導入については、昔からのやり方を変えることに不安を感じる方は多いと思います。私たちも最初はそうでした。
でも実際に入れてみると、本当に楽になるんですよ。予約管理も、顧客管理も、会計管理も、お客様へのサービスも良くなりました。

私のマインドとしては、「やってみないとわからない」ということです。
もし合わなければやめればいいだけの話なので、まずは一歩踏み出してみることが大切じゃないかなと思います。

お客様情報

理容室 BAMBI様

所在地宮城県仙台市青葉区一番町2-5-1 大一野村ビル2F
URLhttp://park11.wakwak.com/~bambi/
022-224-7780

編集後記:担当者より

今回のインタビューで一貫して伝わってきたのは、「変化を恐れない姿勢」と「お客様目線で考え続けること」の二つでした。

神奈川での経験、ご実家への帰還、予約制の導入、デジタル化、電子カルテ、そして新たな技術習得へ。
それぞれが大きな転換点でありながら、あかね様の口からは「やってみたらうまくいった」という言葉が自然に出てきます。
迷いながらも踏み出す積み重ねが、40年続くお店をさらに前へ進めているのだと感じました。

A'staff Cloud Smartについては、「必要な時に必要な数字が見られる安心感」という言葉が印象に残っています。
華やかな機能への言及ではなく、日々の経営の土台として静かに機能していることが伝わるお言葉でした。

そして個人的に印象に残ったのは、店名の由来です。
「名前の美容室にはしたくなかった」というお祖母様の想いから生まれたBAMBIという名前が、40年経った今も地域に愛され続けている。
その歴史の重みと、あかね様のチャーミングな語り口が重なって、取材後もしばらく心に残りました。

今後もBAMBI様の挑戦を、システム面からしっかりとサポートさせていただければと思います。